過去の投稿でBlenderで街全体を作成してみたことがあったが、当サイトとしては予想外にアクセス数が多かったため今回は地球を作成するチュートリアルを紹介したい。
BlenderGuruサイトの記事を翻訳する:
チュートリアルで学ぶこと:
・カラーマップ、バンプマップ、鏡面マップを使う
・雲と大気圏の追加
・マテリアルノードを活用し、暗闇の中で光る都市の灯りを再現
・複雑な地形(terrain)、海、雲、大気圏などリアリティのある地球をBlender作成する際に難易度が高いポイントの作成
実際には一度覚えれば簡単!
このチュートリアルのなかでNASAで提供されているテキスチャを活用し、いくつかのマテリアルの洗練されたシェーディングを行う。
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最初の2:30~9:30ぐらいでいきなりリアルな地球が出来る。そこから気にになる部分をプロの技術でブラッシュアップする手腕はまさに圧巻!
以下、ポイントになるところのメモ:
- 0:00 ビデオ作成の経緯。コロンブスの発見になぞらえ、Andrew Priceは地球が3つの層から出来ていることを発見(地表→雲→大気圏の順でチュートリアルが進行)
- 2:36 実際の作成作業の開始
- 5:10 通常はLambertしか使用しないがシェーダMinaevertが今回は良い
- 6:20 NASAの画像サイズはオープンで最高の品質。サイズはBlenderに取り込むには大きすぎてクラッシュするためPhotoshopで縮小
- 7:58 アフリカを左下にしておくと緑が目立ち、かつ海と陸に光が反射して綺麗
- 9:30 バンプマップでいきなり綺麗に
- 11:15 鏡面反射が海だけに適用するよう鏡面マップ適用(specular map)
- 14:00 ノードエディタを使用して地球の裏側、表側で太陽が当たっている側とそうでない側でマテリアルをColorRamp, Mixで合成
- 16:55 色んなパターンでミックス。すでに相当リアル
- 18:39 雲の層を作成開始
- 20:44 アルファ値を0にしてNASAの雲画像を重ねる。どうやて撮影したか分からないがNASAは凄い!とコメント
- 21:29 普通にアルファチャンネルを重ねると地球が真っ黒になる。地球の層(マテリアル)にRecieve Transparentオンにしておくことで直る(Mixした3つのマテリアルすべてでオンにする必要あり)
- 22:20 大気圏の層を作成開始。地平線に近いほど青く見えるよう工夫している。先ほど同様に雲の層にRecieve Transparentオンにしておく。
- 24:14 現実よりも紫色が濃い大気圏にしたほうが綺麗に。滲み(Blur)ノードをフル活用
- 25:20 星を作成。BlenderのStar機能を使用Minimum Distanceを使用するとカメラに近すぎて大きすぎて星は排除できる
- 26:55 BlenderのStar機能はキラキラと瞬いてチカチカするため平坦な画像に焼きこみ
- 29:20 地球の自己発光を強めにするとどんな感じか実験。現実よりもちょっと強めが良いが、ほどほど落ち着いていたぐらいが良いとコメント
- 31:35 テキスチャのシャープ(Sharp)の調整あり/なしの比較。ありがわずかに良い
リンク先には.blendファイルもあり、Blenderをお持ちの方は見応えあるのでぜひダウンロードしてみたいただきたい。
Blenderでリアルな素材をゲームに活用しよう!
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