2012年10月15日月曜日

Unity AIの実現にUnitySteerを活用する~その1

UnityでAIを実現する方法はいくつかあるが、今回はC++でフリーのライブラリOpenSteerをUnityに取り込んだUnitySteerを紹介したい。

AIについては百聞一見にしかずでまずは紹介リンクにあるWeb Player Demoを見ていただきたい。

紹介リンク
http://arges-systems.com/blog/2010/10/19/unitysteer-20-multiple-agents-example/

OpenSteerは2002年にCraig Reynolds氏がソニーコンピュータエンターテインメントアメリカに所属していた際に開発されている。その後、SCEA, SCEIなどのサポートをえてオープンソースで公開されることとなった。現在の最新に至るまでに数多くの協力者によって出来上がったライブラリといえる。

Unity SteerはRicardo J. Méndez氏などArges SystemsのメンバーがOpenSteerをUnityに移行したアセットであり、MITライセンスとして提供されている。

アセットストアにも置かれているが、より最新のソースコードはGitHubにアップされているため、自身の環境で確認したいという方は是非ダウンロードしてみていただきたい。

ダウンロードリンク
https://github.com/ricardojmendez/UnitySteer/tags

応用がかなり効き、ポテンシャルはきわめて大きいライブラリなのだが、まだドキュメントが少ないのが現状であるため、使い方が分からないところが難点である。

有難いことに作者のRicardo J. Méndez氏に公式サイトのブログコンテンツ翻訳の承諾を得たので次回の投稿よりもう少し詳細について紹介していきたい。

AIをUnity3Dゲームに活用しようぜ!

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Unity3D公式マニュアル翻訳やってる人がスマホ(iPhone, Android)のゲーム開発しています。気軽に面白く初心者が遊べる内容がモットー。Blogでは開発情報をひたすら、Twitterではゲーム作成の過程で参考にしている情報を中心につぶやきます

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