2012年10月2日火曜日

NGUI2.2.0以降のUIAtlas変更について

このブログで記載したNGUI2.2.0のバージョンアップについて質問をいただいた事項があったので私自身の回答を含めて投稿します。

なおいつものブログ投稿内容とちがって、公式フォーラムの回答ではないので何か間違っているかもしれません。その点ご承知おきください。

【質問】
UIAtlas の Show ポップアップリストで、Sprite と Atlas を切り替えてプレビュー出来たと思うのですが、その機能はなくなってしまったのでしょうか?

【回答】
結論からいうとこの機能はなくなっている。

まず、質問にあるとおりNGUIでは2.20より前のバージョンのUIAtlasでShowの横をクリックするとポップアップリストが表示されていた。
しかし、NGUI 2.20のバージョンアップにてUIAtlasに大きな変更が入った。

NGUI 2.2.0
http://gamesonytablet.blogspot.jp/2012/09/ngui-220.html


NGUI2.2.0以降ではSpriteしか表示されず、「Select a Sprite」という別ウィンドウにて検索窓つきで表示される方式になる。
 残念ながらこの方式だとAtlas全体をみることが出来ない。

ただしオブジェクトのImport Settingsをみれば今までどおりプレビューぐらいはみることができるし、別ウィンドウでスプライトを変更する都度にInspectorのDimensions, Border, Settingsは動的に変更されるようなので困ることまではないのかもしれない。

では作者はそもそも新UI Atlasで何を改善したかったのか、ということになる。

これはNGUIメニューからCreate Widgetを選択すると違いが明らかになる。

2.2.0より前のバージョンではパネルに追加される画像が表示されない。以下の例ではSpriteの名称のみHoneycombとだけ表示されるため、追加してみるまでどのようなSpriteであるか分からなかった。

一方、2.2.0より後のバージョンではNGUIメニューからCreate Widgetを選択するとさきほどのSelect a Spriteという画面からパネルに追加する画像が表示されるように変更になっている。
うん、確かに画像が表示されたほうが便利なのは明らか。

しかし、質問者のいわれるとおり、Atlas全体を表示する機能をなくす必要がなかったのではないか?との疑問は残る。ここは推測になるが、Import SettingsでAtlas全体はもともと参照できるので、個別にSpriteを表示する画面はCreate時と共通にしたかったのかもしれない。
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最後のあたりはどういう背景かのことなので、推測になるがどうしても必要な機能があるならばNGUI公式フォーラムで仕様変更希望(feature request)を英語で記載すれば作者が直す意向があるかは質問した日に回答してくれる傾向にある。


やっぱりNGUI作者のアセット修正の意欲はすごいなー!

1 件のコメント:

  1. まとめお疲れ様です!
    今回、色々変わっていますよね。
    質問してすぐレスあるのはいいですね。
    今度、リクエストを出してみようと思います。

    返信削除

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