話題のOculus Riftを体験。おぉぉ、「未来への入り口」だぁぁ!!GDC 2013の会場で一般公開されて以来、注目を集めまくっているOculus VR社の対応ヘッドマウントディスプレイであるOculus Riftを初体験したのでダラダラとレポートしてみることにした。
なお今回は @GOROman さんのご厚意によって機材を使わせていただいた。心から感謝!!
色々なコンテンツを体験したが、主観で3つ取り上げることにする:
- Mikulus
- ローラーコースター
- Skyshopライティング
まあ、今日はロジカルな話はまったくなく思うがままにつらつらと書き連ねてみることにする。
1.Mikulus
Mikulusがどういうものか知るには次のリンクを見ると良い:
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20786059
クリプトンが初音ミクの大ヒットを当初予想してなかったのは有名な話だが、まさかOculus Riftにベストマッチすると筆者は予想してなかった。
ヘッドマウントディスプレイ着けてみて、おぉぉぉ!! 自分がバーチャルな世界にまさにいると言った感じ。初音ミクの視線、首の動きがこちらに合わせて動いてくれて(いわゆるLookAt関数のターゲットがカメラになっている)、バーチャル体験をさらに強調してくれる。
水面の波の動きがあるが、バーチャルな世界でライティングの影響は大きいと感じる。リアリティが大きく増すんだなぁ、、、
2.ローラーコースター
ローラーコースターがどういうものか知るには次のリンクを見ると良い:
http://www.3dfocus.co.uk/virtual-reality-2/oculus-rift-doesnt-look-real-but-feels-real/13356
まず、高いところから真っ直ぐ下に落ちるようなジェットコースターにバーチャル世界で乗る。まあ現実世界であったら間違いなくレールから外れると思われる(笑
しっかし、真下を見るようにすると高所恐怖症の人は無理だろう。
また、コンテンツの作りこみが上手で、リアリティのある城のテクスチャが上手に活かされて、眺めているだけで楽しい。
3.Skyshopライティング
Skyshopライティングがどういうものか知るには次のリンクを見ると良い:
バイク座面のUnityデモ
自身のブログでもUnity Technologies CEOが絶賛した高品質のライティング、Skyshopアセットを取り上げたが、正直これがOculus Rift体験の中でもっとも感動した。
なぜ、良かったのか。バイク座面のテクスチャが近くで見ても作りこみがされているために、皮の材質が現実世界のものにしか見えない。
おぉぉ、ここまで再現できるのだと、現実世界をみているのかバーチャル世界をみているのか区別がつかないほどだ。
ヘルガソンさんも絶賛!! Skyshopのライティング
http://gamesonytablet.blogspot.com/2013/06/skyshop.html
その他、雑記
あと、体験する前まで予想してなかった事柄を列挙してみる:
- 装着すると目の下の隙間が目立つ
- 外人仕様なのでデカイ鼻の人にはピタリかもしれないが日本人は目の下に隙間が出来る。現実世界は見えないのがベストだが・・・まあ、これは時間が経ってからは気にならなかった
- HUDの文字は十分判読できる
- 個人差はあるかもしれないが、十分読めた。やっぱりHUDがあるとドラゴンボールのスカウター登場って感じがバリバリする
- つかむ、投げる動作が快感
- バーチャル世界で物を投げたり、火のついた本を噴水で消火する、とか。これが予想外に快感だ
- 油断すると危険
- 途中で現実世界のXboxコントローラを持ちかえたりするのだが、何しろ視界がない。うっかり前後に動くとどこかにぶつかって大怪我しそうだ(笑
あとは、頭の向きを変えたときに液晶の反応速度がおそくてブレる(いわゆるブラーがかかってる)。まあ、このあたりは製品版が出るころに改良されてるだろうと予想する。
反対に、予想どおりの点としては10分以内でも酔いが発生したことだ。まあ、気分悪くなったらちょっとだけ目をつぶって直るまで待ったので大丈夫だった。個人差が大きいところだろう。
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さてダラダラと書いてきて、最後に体験した自分の結論。
未来への入り口が確かにそこにあった。課題をクリアしていけば、Oculus Riftは間違いなく将来のヒット作だ!
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