そのひとつが配列、ハッシュテーブルの取り扱いなのだが、便利なAssetがあり、Playmaker公式フォーラムで人気を博していることが分かった。
ただし、まだアルファーバージョンであり、商用としては保証がないので、その前提でフォーラムからの翻訳を紹介することにする:
October 28, 2011, 12:24:09 AM
配列とハッシュテーブルをPlaymakerで使用したい、そんなあなたにうってつけ!この機能的なシステムは使い勝手を重視し、Playmakerで配列およびハッシュテーブルが使用できる。パッケージは以下のwikiで入手可能だ:
(訳者注。2013/3/19 にバージョンアップされており、それより過去バージョン Array Makerで作成したプロジェクトは動きません)
https://hutonggames.fogbugz.com/default.asp?W715
要約すると、配列とハッシュテーブルのふたつの代替になるコンポーネントを用意していて、オーサリングあるいはランタイム(Playmakerで出来るようにカスタムアクションを用意)で作成することが出来る。そこから先は、カスタムのアクションがフルセットで用意されているので配列とハッシュテーブルで行う全てのことがPlaymakerのなかで使用できる。
良い面は配列とハッシュテーブルの代替になるコンポーネントがカスタムエディタとなり、オーサリングの最中にコンテンツをドラッグして反映することが出来ることだ。
最初はAsset Storeでの販売もは計画したのだが、現実的に考えてサポートの時間がない私にとっては出来ない選択だったのが残念。ただし空き時間でもっと追加機能をつけたいとおもう。
いくつかのデモがパッケージに付属していて大体のカスタムアクションは使える。なかには軽いテストでシステムが期待どおりに動くか確かめる程度のものもあれば、一方では見ていて楽しいデモも付属している:
PlayMakerSamples/Addons/ArrayMaker/ArrayList/GameObjectPositionning
(訳者注:2012/9/7時点ではPlayMakerSamples/TestLab/Addons/ArrayMaker/ArrayList/GameObjectPositioning)
このデモでは配列で定義されているすべての要素(この場合は立方体)に位置(Position)を使って作成、さらに色を別の配列からセット。落下するにつれ、各々の立方体は配列に位置(Position)を再セットし、さらにリアルタイムで立方体が元の配列にセットすることを実現。さらにいうと、配列のエディタで色情報を更新すると、関連する立方体の色がリアルタイムで変化するのをみることが出来る!(備忘録として、Unityのプリファレンス設定で"OS X Color Picker"のチェックを外せば粒状の色変更にすることが出来る。OS X Pickerオンの際はマウスボタンを押しあげた瞬間だけ色が変化し、押している間は変化しない)
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実際にこれらの中身はどうなっているのだろうか?
状態遷移エディタ(FSM Editor)とインスペクタの内容を確認してみた:
FSM Editor
Inspector
なるほど、要素のインデックスをFSM Editorでid指定してInspectorの各Itemから呼び出しを行うわけだ。直感的でわかりやすい。
アルファバージョンじゃなくて早く正式バージョンを期待したいぞ!Arraymaker!
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