動画を見れば熱い気持ちが十分伝わってくるが、英語の苦手な方のために整理してみたぜ!
2013/04/05
● GDC 2013会場にて THE VIRGE 記者がNotchに独占インタビュー
――まずは、フリーゲーム、インディーズゲームへの時代のシフトについて考えをお聞かせ下さい。
Notch 過去は大型プロジェクトが莫大な予算を使って、パッケージを買ってもらうシステムが時代として長く続いてきました。現代はゲーム開発者の幅が広がり、リスクを負わずに試すことが出来る時代に流れが変わってきました。
――Minecraft リリースの経緯についてお聞かせ下さい。
Notch ユーザに受け入れられるか分からない中で、最初からリスクをとって XBox 360 に投入する考えはありませんでした。別プラットフォームでユーザに受け入れられるのをみれる時代だからこそ、XBox 360へのリリースが実現出来ました。
――OUYAへの積極的な支援の理由をお聞かせ下さい。
Notch プラットフォームがオープン化することでより斬新なアイデアが登場しやすくなります。OUYAなど象徴的ですが、今後もオープン化の推進が新しいものの登場につながりますし、投資を通じて協力していきたいです。
――Kickstarter の仕組みは今後も重要ですか?
Notch 開発の初期時点で投資してもらえるのは有難いです。もちろんユーザ側からすると最初にお金を支出するデメリットはあります。ただメリットは、規模の小さい開発チームがきちんとお金を得られる手段になりえることと、大規模の開発チームはプラットフォーム側に依存せずに投資してもらえることでファン向けに良いゲームを作ることに専念できることです。
――今後の開発プラットフォームのターゲットは何でしょうか?
Notch クロスプラットフォームが重要だと感じます。オープン化は大事といっても Linux で出来ることが完全に Windows を凌駕しているわけではありませんし、Windows / Linux / Mac 向けにバランス良くやっていきたいです。
■ 新しいガジェットとインディーズ開発者の方向性
――新しいガジェットの次なるヒット作は何でしょう?
Notch Occulus Rift!! VR の時代が本格的にやってきて子供心の夢に返ってリアルに恐竜と走り回ってみるのが今なら実現できそうです!(笑)
――Occulus Rift はDeveloper Kit を入手したと聞きますが、Minecraft も対応予定かお聞かせ下さい。
Notch Minecraft の今後のリリースはもう自分の手をはなれましたが、Java ネイティブライブラリユーザ向けに Occulus Rift のサポートを足したり協力しています。まだ怠けていて十分に手をつけられていませんが(笑)、面白い領域です。
――Mojang社は、いまや大会社ですが、インディーズ開発者だという自負はありますか?
Notch まあインディーズ開発者をどう捉えるかにもよりますが、自宅で趣味のために好きで開発するという意味ではすでに『違うかなぁ』とおもいます。一方で、独立できていて、何かお金を儲けるために開発しているのではなくて面白いものを作るために存続できるという観点ではかつてのゲーム会社とも違う世界に生きています。
――インディーズ開発している人に今、一番伝えたいことを教えてください。
Notch まずは自分の意思で作ることですね。次に厳しい批評家の視点を持って、何がうまくいって、何がうまく行かないのか冷静に見極めて、そこから調整してことが大切です。まあ、自分のゲームが面白く感じられるならユーザだって面白いと感じます。その気持ちが一番ですね。
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MineCraft 作者 Notch はアツいぜ!!
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