Oculus Riftと呼ばれるヘッドマウントデバイスがGDC 2013の話題をかっさらった件は記憶に新しい。
Unity で先鋭的なモノを作ってみたい人にとってこの動きは見逃せないものだとおもう。中でも実際に自らどういうものを作るべきかビデオで録画する人も登場しているので今回紹介してみることにしたい。
英語の動画なが、ヘッドマウントデバイスに興味ある方は見ているだけで雰囲気は十分感じ取れるとおもう。
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ヘッドマウントディスプレイを使用したバーチャルリアリティの世界
2013/04/01
動画のコメントをまとめると:
・ポジション(位置)トラッキング
・オリエンテーション(向き)トラッキング
のうち、ポジションをオフにすることも出来るが、そうするとしゃがんだときや、物陰から覗くような動作に反応しなくなるため、オンにはしておきたい。
しかし実世界で動き回るとなるとバーチャル世界とは異なるためあまり多くの歩数は歩けない。解決策としてバーチャル世界にマーカー表示をして、前に移動するとその方向に動き続けるような操作性にして、今度は後ろに戻ったときに動きを止めるようなインタフェースとなる。
自らの手足やバーチャルな機器を表示させるのはスムーズに出来そうだ。
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うーん、早くバーチャル体験をしたいものだ!
なお、ヘッドマウントデバイスでは「車酔い」に近い現象がどうしても生理的な現象として発生する。
あまりにディープすぎる話にはなるが、Dr. Eugenia M Kolanskiが過去に米軍と調査を行った公開文書があり、リンク先のPDFからシミュレータをバーチャル環境で使用するうえで車酔いのメカニズムを1995年に研究した内容が大変に興味深く、VR関連のフォーラムでも氏の著作を読むことを推奨される。
医療文書の英語まで読める方は少ないとおもうが、参考程度に文書へのリンクをひとつ付ける:
http://oai.dtic.mil/oai/oai?verb=getRecord&metadataPrefix=html&identifier=ADA295861
ディープなバーチャル世界に飛び込んで行こうぜ!
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