Unityプロジェクトでオーディオファイルが大量になって管理が煩雑になったり、どうやら圧縮設定やらUnityマニュアルのAudio Filesセクションの設定をいくら見直してもパフォーマンス改善の原因に時間がかかるケースがある。
その場合などに便利なアセットとしてAudio Toolkitがあるので紹介をしたい。
http://unity.clockstone.com/assetStore-audioToolkit.html
2012/9/20時点
Unityでオーディオファイルの再生・管理のための便利な機能
- 簡単なスクリプトインタフェース:オーディオファイルを簡単なstatic関数呼び出しAudioController.Play("MyFX");で再生できるAudioSourceオブジェクトの生成は自動的に行われる
- オーディオアセットを独自のInspectorビューで簡便に定義
- ボリュームなどのプロパティをカテゴリ全体に適用できる
- あるカテゴリのすべてのオーディオオブジェクトのボリュームをランタイム時に変更できる。ミキサー風のユーザインタフェース、スクリプトどちらからも変更できる
- 複数のオーディオクリップがそれぞれ一定の確率で再生される、あるいは定まった順番で再生されるよう定義できる
- 高度なオーディオ選択モードとして「ランダムかつ同一オーディオは2回再生しない"RandomNotSameTwice"」、「2つ同時再生"TwoSimultaneously"」、その他を備えている
- 最適化されたパフォーマンスのためオーディオのオブジェクトプールを使用
- オーディオ再生の便利なパラメータとして:
- ランダムピッチ、ボリューム
- 複数コールの再生間隔(最短時間)
- 遅延(delay)
- ループ
- フェードイン,フェードアウト
- 最大同時インスタンス数
- ミュージックのクロスフェードを含む特別関数
- オーディオの再生完了時のデリゲートイベント
- 再生リストのシャッフル、ループ等の管理
- オーディオイベントログ
- オーディオ概要ウィンドウ
- すぐれたデザインで使用しやすいユーザインタフェースにてミュージックやサウンドの管理が大規模プロジェクトでも一目で眺望できる
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このアセットはFree版もあるので試してダウンロードすると良いが、オブジェクトプールの機能は付属しない。使用方法は10分程度のビデオに収まっているので使い方はすぐ分かりそうだ。
http://unity.clockstone.com/assetStore-audioToolkit_Tutorial.html
また、Unity Forumで開発元はいくつかの質問に回答している:
http://forum.unity3d.com/threads/130815-Audio-Toolkit-v3.0-major-update-RELEASED?p=882994#post882994
なかなか評判は良い。あとは実際にオーディオ関係でパフォーマンスを気にしないといけない状況に陥るかどうかだとおもう。
便利なアセットを使いこなそう!
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