そしてプレイヤーが移動したとき、敵キャラはターゲットとなる角度の修正を行う必要がある。そこでプログラミングするうえで必要な知識はクォータニオンと呼ばれるものだ。
いわゆるオイラー角での計算は分かるけど、クォータニオンは苦手・・・。そんな場合にUnity Gemsのこのチュートリアルをみてみると便利だろう。
クォータニオンの勉強だけでなく、Unityでダウンロードできるサンプルつきでコード解説が丁寧につている。
まずはどのようなものが出来るか見てもらいたい:
http://youtu.be/wU5RT2sXghQ
まあ、外国の方が作成している敵キャラや、上に表示されるテキストが日本人のテイストからするとやや雑だったりするとおもうが、そういった演出レベルは自ら改善することは簡単。ここで覚えてほしいのはキャラの動作を制御するプログラムの中身だ。
このUnity Gemsというウェブサイトは、初心者のためにより有用な情報を集積しようという目的で運営されている。Unity Answersの常連が集まって、過去の投稿の中から選別されているだけあって、本当に優良なサイトだと感じていて、今回の投稿も評判は悪くない。
それではAIのスキルアップも兼ねて、Unity Gemsからの翻訳をどうぞ!
--------
http://unitygems.com/quaternions-rotations-part-1-c/
October 14, 2012
このチュートリアルで扱う内容
- クォータニオンが便利な理由
- クォータニオンを扱う上で良くある間違い
- 敵キャラがプレイヤーの方を向く動作にリアリティを持たせる方法
- テキストをカメラに向ける方法
- 複数のクォータニオンを組み合わせる方法
- プレーンで作成したビルボードをカメラに向ける方法
- クォータニオンを使って敵AIのポジションをセットする方法
- コルーチンを使用してアニメーションの完了を待つ方法
- コルーチンで動かす基本的なステートマシンを作成する方法
チュートリアル プロジェクト
このチュートリアルで扱うプロジェクトファイルはダウンロードが出来る:
リンクからダウンロード
ダウンロードしたUnityのプロジェクトは、各々のシーンがこのチュートリアルの内容に対応するように構成されている。
各々のシーン、同梱スクリプト、オブジェクトはTutorial/Part1以下に配置されているのでそこからアクセスすると良い。
そして、このチュートリアルの中で、次の記号で表示するときは、別のシーンに移動して説明が始まるということだ:
チュートリアルのシーン1
チュートリアルはアセットストアにある、いくつかの無料アセットを使用しているので、その素晴らしい機能を提供してくださった方にも感謝したい。
--------
次に続くぜ!
0 件のコメント:
コメントを投稿